一週間

 今週もなかなか早かったです。 そして何かを達成したような気になっているけど、やったことをリストにして考えてみると、実際は全く何も達成していないことに気がつきました! オーイエ! 手帳の今日の反省みたいな文章に「図書館に入るのをためらった。 次は入ろう」とか書いてあるから、終わってるね。 なおかつ、手帳見るまで忘れていたし。



月曜日 ー なんか全く覚えてないんだけど、確かフラットメイトと一緒に学校に行って、で元フラットメイトと大学の横のカフェでお昼食べて、「あー明日テストだヤバいヤバい」ってなっていた気がする。 そして授業がちょっと早めに終わって、クラスメイトの特に仲が言い訳でもないし、お互いに社交的なわけでもない子の家に呼ばれ、彼の部屋で二人で向かい合って座りながら特に何もしない三十分を過ごす。 地図とかを見ながら、「あー、ここは行ったことないねー」とか言いながら指差したエリアがアフリカで、そりゃ滅多にないだろうと思いました。 でも私もここら辺ないなあと言いながら南米とかさしていた。 関係が大雑把すぎる。 久しぶりに意味不明な時間だった。 (その後も特に仲が良くなった訳でも、関係が近づいた訳でもなく、かなり淡々としているんだけど、二人で向かい合いながら座り何もしない話さないという状況がたまにある。 不思議だ)そして、その後、友達と友達のお母さんと三人でお茶をした後、夕ご飯をごちそうになる。 


火曜日 ー テストに震え上がり、久しぶりに激しいびびりっぷりを発揮する。 帰り道で頭を壁にぶつけたい衝動にかられる。 でも一応気持ちを切り替えて、水曜日提出のエッセイを書き始めるも、全く進まず「もしかしたら、本当に終わらないって事がおこるかもしれない!」とびびる。 終止びびりまくりな一日。 先生に書きかけのエッセイを見せて、かなり辛口なコメント(辛口というか、もう馬鹿にされたコメント)をされ、激しくへこむ。 そして小学生の時以来に「あー、テストで落ちても、なんか救済処置とかがおこって全てが私の望むままに調子良く進まないかなあ」と本気で思っていた。 真夜中に一応提出のエッセイは書き上がり、自己嫌悪のまま床につく。 


水曜日 ー テストが返される日でもあり、エッセイの提出日でもあり、なおかつプレゼンの日でもあり、イヤーな気持ちで学校に行く。 でもローリングストーンズのチケットの発売日なので、何があってもプレゼンに遅刻してでもチケットを手に入れなくては行けないと胸に誓っていた。 そして案の定バスが遅れて、大学に遅刻。 しかしチケットを手に入れてた! やったー! 大学の授業に遅れ、びびりつつ教室に行くと誰もいない。 そうか、作業室に行ったのか、ってことはみんなテストに受かったんだな、「きっと落ちたのは私だけなんだ!」と軽くパニックになる。 そして先生に会ったら、「みんな落ちたから、答え合わせをして、合格したことにした」と言われた。 なので、先生とマンツーマンでテストの答え直しをして、私の望み通り救済処置がおこったことに神に感謝。 みんな、落ちてくれてありがとう! そして午後はプレゼン。 私は順番が一番最後だった。 なぜか最初からみんなが異常に緊張していって、最悪なスパイラルになっていく。 教台にたったまま、一分間一言も発さなかった人もいた。 なので、私のもあんまり良くなかったけど、全く目立たなかった。 みんな、不準備な上に不器用でありがとうだ! 緊張が解けて、最後の授業中にうたた寝し、月曜日にお宅訪問した男の子(いつもは全く話さない)に「あんなに面白い授業で眠くなるってのは信じられない」と一言、言われる。 胸に刺さる。

そして夜、友達の絶景の家に行く。 凄く良いホームパーティーだった。 最初女の子達だけでギャングみたいにあつまって、庭でワイン飲んだりして騒ぎ、次に男の子たちが来て場が華やぐ。 体の中にどれだけ精子が渦巻いているかという話しの時に、爽やかな男の子が「耳からでてくるぐらい精子がありあまっている!」と言っていた。 今までの人生の中で一番現実的に説得力のある台詞だったと本気で私は思っている。 ほとんどの謎は解けた。 耳から精子がでてくる男の子は自家製のパンを焼いてきていて、びっくりした。 周りの男の子たちも「しょっちゅう焼くよ」と言っていて、なおかつびっくりした。 パンって家で焼くものなの?


木曜日 ー ひたすら製図の勉強。 そして思わず服を衝動買いし、夢見心地で家に帰る。
 家の裏のビーチに行って、「海って凄い!」と当たり前の感動をし、一人でじーんとしていました。
 夜中に日本の友達と電話で「あなたのことがどれだけ好きかって? やっだー、もう超大好きに決まってるじゃん!! ○○も××も全部△△△したいぐらいに大好きよー! 私の事は? え? 私の○○が好きだって? なんて素敵!」とかって話しをしていたら、二階で寝ているフラットメイトが「全部聞こえてるのよ! うるさいのよ! 寝れないのよ!」と怒鳴り込んできた。 夜中の三時だった。 しかも都合が悪いことに、日本の友達だけど日本人じゃないから英語で話していたので、そのこの世で最も下らない話しはまる聞こえだったのだ。 一番きわどい事を話している時に怒鳴られたから、「これ以上この会話を続けさせてはいけない」とフラットメイトは思ったんだろう。 聞いていたら悪夢を見そうな話しだった事は確かで、私はかなり夜逃げしたい衝動にかられた。


金曜日 ー 授業はないけど学校に行き、木を切っていた。 そして、ゴーグルとイアーマフを取った瞬間に、自分の耳に親の婚約指輪のダイアで作ったピアスが無いことに気がつき、かなりパニックになった。 頭からゴーグルやらなんやらを外した時に飛んでいってしまったのだ。 「これをなくしたら親に殺される!」と必死こいて探した。 ものすごく広い作業室で、そして床におがくずとか鉄くずとか落ちている状況でシンプルなピアスを探すのは、スイミングプールのミジンコ一匹を狙い撃ちってぐらいに難しい。 しかもお掃除の人が毎日来て、全ての床の物を掃除機で吸い上げていくのだ。 今見つけられなかったら、一生見つからないと、半泣きで探して、見つけた時は私は神はいると思った。 作業室の神様に私は愛されているのかもしれないと思った。 マジでピアスを天にかざしてしまった。 もう、二度とピアスやら貴金属をつけて大学にはいかないと心に誓った。 寿命が縮んだ。 ついでに髪の毛も危ないから切ろうと決めた。 そして男の子にこびこびしながら、機械の使い方を教わり(私も教わったんだけど、半分眠っていたか、次のプレゼンにびびっていたかで全く記憶になかった)また自己嫌悪でもうこういう自分が自分で情けなくなる状況が二度とおこらないように真面目に授業を受けてようと心に決めた。 そして夕方からはなとデート。 お茶をのんで、ケバブ食べて、散歩して、かなり楽しくて幸せな瞬間だった。 帰り道に「今会いたいなー」と、ぼけーっと思っていた相手にコンビニでばったりあって「おおおおおお」とびっくりした。 今度はその子と散歩して、次に高校の同級生たちとばったり会い、その子達と散歩して家に帰った。 フラットメイトも外出していて、少し、安心。 まだ顔が会わせにくかったのよね…。


そして土曜日 ー 課題が無い週末というのは一学期中に一回あるかないかで、本当にひっさしぶりに、大学関係の予定がなかった! 友達の家に預けている私の荷物を、新居に運び込むのは今しかないと、フラットメイトを叩き起こし、車を運転させ、友達の家に向かい、大量の荷物を家に持ち帰る。 これで私はやっと現代人としてまともな生活ができるようになった。 フラットメイト達がドライブにいくというので、一緒についていって、感動しまくる。 一人で「この国はすごい! この国土は凄い! 大自然万歳!」ってなっていて、現地人たちを驚かせる。 

日曜日 ー 一人ラテン映画祭りを行い、バッドエデュケーションとモーターサイクルダイアリーを見る。 俳優のかっこよさのせいで、映画がよかったのか、ただ俳優に見とれていたのかよく分からないことになり、うっとりしている内に一日が終わりましたとさ。 たまっていたメールの返事を書いて、久しぶりにブログを書いて、部屋を片付けて、ちょーーーっとだけ予習をして、気がついたら、もう十二時近くなので、寝ます。 お休み。