警察官

adanae2004-11-26

Filmexの出品作品、警察官を見て参りました。 伴奏付き上映の映画を見たのは初めてで、「っな、なんて豊な経験なのだ!」と一人むらむらした。
Filmexでは一本も映画を見なかった映画祭になるのだろうという予測を裏切らせてくれたのは私のハイパーな友達が間違い電話を私にかけてきてくれたから。 渋谷から高尾山まで自転車で来ているときや、白州で坂から転がり落ちて来ているときなど、妙なときにばったりと会い続けるカナダ人女性が、他のAnnaに電話するつもりで杏奈に電話をしてきてこの映画に行く事になりました。 二十分間しゃべったのに、「アクセントと変わったねー」とまで言っているのに気がつかない彼女の間抜けぶりが好き。
1938年の作品でありまして、内田吐夢という方が作ったそうです。音楽は私と彼女の共通の知り合いがやっていたという、ファンキーなオチつき。 即興で奏でられるクールな音楽を聞きながら、見た事がない古い東京の映像を見るのは刺激的であった。 東京はこんな外見であったのかと、改めて驚いた。 および、私が想像していたおじいちゃん達の世代の顔と著しく違う、現代的な顔の俳優達にも驚き私はなんて偏見を持っていたのか、自分で分かった。
音楽をライブで聞きながら映像を見ると言えば、先日のagnes b.主催のFilmexのパーティーと一緒で、私の中で二つのシリーズになった。 これをどう活かすか。 
帰りに銀座のスーパースクエアーなお店でお酒を呑んで、ぐらんぐらんになって、帰り道をとことん間違えた。 そして三時間ぐらいねて、TOEFLを受けた。 脳がオープンだったのかListeningは満点であったんだけど、他のセクションはぼろぼろ。 なぜならば寝てしまったから。 本当に自己嫌悪…。