時間に追われる

adanae2005-04-08

イースターホリデーはひたすらDVDマラソンをしただけで終わりを迎えようとしている。 後は道の終わりが沢山存在する、顔を上げると視界が山に包まれてしまう、文明の終わりって感じの街で一人で時代劇に出て来るような言葉を話す事を忘れた、内側が広そうなキャラクターを演じながら散歩したりしていた。 首都のハジッコに文明の終わりがあるって凄い国ですよね。 その街はアジア人が経営している不思議ショップが沢山あり、シュールな気持ちになるのはもってこいの場所でもある。 ヨーロッパ系の人はアンティークショップ(飾らないで言うと古道具屋)を経営し、アジア人は不思議ファンシーショップ持ち、インド人がパンと肉を売っている。 食料品屋なのに50円の使うと本当に真っ黒になる素敵アイライナーなど、小粋なものを売って、アフリカからの移民に「あなたインド人なのに知らないの?! このお店にはおいてないの?! 信じられないわ」と何かをおいていない事で怒られている、しかし恥じ入るどころかぶち切れて怒鳴り返している店員のいる場末のインド人経営のお店で時間をつぶしていると、自分が孤高の人になってきている気分になってきて、勿論家に帰るときは肩で風を切りながら歩ける訳です。 こっちは言葉を話さない内側が広い人間な訳で、怒鳴り合っている人が横にいればいるほどそのコントラストがおもしろがれるというからくりですな。

そんなこんなをしていたら残ったのは課題の山。 あと三日で終わらせる事ができるのか分からない。 高校生のときから、いつでも課題でどんづまる何日間かと、全く何もしないで惚けている時期の二つしか私の人生にはおこっていなかったような気がする。 ここまで何年間も同じパターンを繰り返すなんて、私彩り華やかに生きる才能がないんだわ…。 課題を始めると、自分が自分の中の深くて暖かい何かにどんどん入っていく感覚にとらわれる。 そして、こんなに気持ちがいい事なんだから次はもっと早くに始めようと思うのだ。 しかし忘れるけど。 

同じ事を私は繰り返しているのだとふと冷静に思えたときほど自分を情けなく思う時はない。 今回の自分は多めに見て、次からぱきぱき課題をこなしていこう。 きっと上手くいく。