ついに

八月になっちゃいましたね。
なんてことだ。 地元の一番美しいシーズンじゃないか。 
夏は鎌倉で江の電の子供に徹することがポリシーなので、
都心の八月の想像はできませんが、
ああ、うらやましい。
朝の七里ケ浜行きたい。
江の電に乗って和田塚に行って
線路通っていく和菓子屋さんでかき氷食べて、
稲村ケ崎の商店街をぶらぶらして、
江ノ島行って泳いで、
また七里ケ浜に戻って海辺でだらだらして。
日が暮れたら石川町に遊びにいって
友達と合流して。
ああ、北鎌倉散歩も良いし、
葉山も良いな。
くはあ。
うらやましい。



今日もたいした達成感なくすぎていく。
うそ。 実際は一日が終わることに、安堵感を持っている。 やっと、一日のかたがつくんだ。 夜が来るってすごい。 
大学の図書館にlittle boyが入ったので、コピーしまくる。 うちの大学のぽんこつコピー機は、カラーで印刷している時にモノクロ印刷に変えるボタンを押しまくると、代金がモノクロ代になる優れもので、デザイン科の一部の人たちはいつでもそのテクニックを使って資料集めをする。 多くの人はそのテクニックを知らず、五倍の値段を払って、コピーをしている。 どうして、奇跡を信じて、まずモノクロ印刷用のボタンを連打してみたりしないのか、私には分からない。 良い人間だからか? 私の人差し指は、奇跡を信じた様々な連打のせいで疲れている。 知人に日本のインダストリアルデザインの本を貸したら、お気に入りのページをスキャンしたと言われた。 毎日パソコンの画面上で眺めるんだって。 すごいな、その心意気も。 好きな作品をパソコンにスキャンして、眺めちゃうぐらいにギーキーな知人は友人の彼氏で、友人は私と彼が心底よく似ているといつも言う。 冷たくてドライで人との関わり合いを知らない人間と評価されている。 その人物像は私が私と思っている人間と、かなりかけ離れているから新しい自分の可能性を見た気分になりちょっと新鮮だ。 女友達で一番よく一緒にいるのが私で、彼氏もそんな人間で、君は結構趣味が露骨なんじゃないかい?といぶかしく思ってしまう。 たぶん孤立しやすい人間と関わるのが好きなんだろう。 

孤立するっていうことをたまたま考えている時にSMOKEを見た。 

  • 推理可能で典型的な起承転結から微妙にずれるストーリーラインが面白い
  • 登場人物の基本的な設定が社会から孤立している人間だったのが個人的に良かった
  • 本を一冊読んだような気分にさせる

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Little Boy: The Arts Of Japan's Exploding Subculture

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Little boyの作り込み具合はすごいと思う。