新しい課題

貰ったイントロダクションや、ブリーフのまとめ。(今までまとめずにアンダーラインをひくぐらいだったのが、やる気低下のそもそもの理由だったと思われるので、今回からまとめることにした)
もう、これで自分に「やることが分からないからとりあえず寝る」とは言わせない。

コンピュータースタジオ 課題

イントロダクション

コンピューターの出現により、簡単に昔作り込まれたフォントがデザインに取り組めるようになった。(Adobeありがとう) 過去の偉大なるデザイナーたちが実践から得た匠な視点をどうやって自分がコンピューター上でのデザインに取り込めるか、そしてそれが、どのように簡単でどのように難しいか実際にやってみよう。

ブリーフ

フリーハンドを使い、有名なタイポグラファーの展覧会のポスターを作る。 
どのデザイナーの展覧会のポスターをつくるかはくじ引きで決める。
キャッチコピーとスポンサーのロゴと、自分のデザイナーの経歴を100単語ぐらいでのせること。
ポスターの上にのせる情報のヒエラルキーを、タイポグラフィーを中心として注意深く帰ること。
ポスターは335mm×235mmで、A3の紙に印刷されたまえ。

レイアウトに含まれなくてはいけないこと

  • 展覧会のタイトル
  • タイポグラフィーの名前
  • スポンサーのロゴ
  • グラフィック(90mm×90mm)
  • タイポグラファーのバックグラウンド 100単語程度
  • 前の課題で作ったアイコン

熟考するべきこと

  • タイポフェイスの選択
  • 印刷された文字の読みやすさ
  • サイズ
  • 配置とスタイル

リサーチされるべきこと(きちんとメモしましょう)

  • 雑誌、本、ポスターなど、印刷されている媒体からアイディアやスタイル、コンセプトをよむ
  • それらがどうヒエラルキーを形成しているか調べる
  • 文章をどうグラフィックの素材として扱われているか
  • 単語を読むべきものとして扱うか否か
  • 既存の印刷物がどう興味深くつくされているか
  • 既存の印刷物がどのように選ばれているか
  • 既存の印刷物がなにを達成しようとしているのか
  • 情報がどのようにページにのせられているのか


期限と採点

9月19日 期限

以下のものをまとめたワークブックを提出

  • 印刷された媒体のリサーチ 
  • 良い例と悪い例
  • タイポグラフィカルヒエラルキーが含まれているレイアウトの例
  • タイポグラフィーの例
  • コンセプトの探索
  • 完成作品への発展と探索
  • 様々な段階での達成、収穫、記録、苦戦を含む最終レイアウトの探索
  • 印刷の方法の探索

そしてデータを、先生のファイルに送る

9月22日 期限
印刷された最終作品の提出




審査内容と採点

審査
学んでいるか審査する内容

  • 様々なデジタルソーセースへのアクセスと利用方法
  • フリーハンドを自信を持って使いこなせているか
  • タイポグラフィーの基礎を理解しデモンストレーションできているか
  • レイアウト、テクスト、グラフィックスの探索をフリーハンドを使いながらできているか

採点
デザイン

計30%

技術

  • プリンターとドキュメントのセットアップ
  • リンクフォルダー
  • グリッド、コラム、ガイド、テキストブロックとグラフィックのアレンジメント
  • 的確なグラフィックのサイズ、色、フォーマット、スタイル、ポイントサイズの使われ方
  • フリーハンドの探索

計30%

ワークブック

  • 印刷された媒体のレイアウトのリサーチ
  • タイポグラフィーと、タイポグラファーのリサーチ
  • 様々なアイディアとコンセプトを試した試作品
  • 最終作品へ向けておこった発展
  • 最終レイアウトへ向けて印刷された試作品
  • ワークブックに記録された考えや、理由付けのメモ

計40%

デザインスタジオ 課題 「THE ANTIPODEAN TRAVELLER」

ブリーフ

雑誌用の旅行の広告を作る。 地域と、移動方法はくじ引きで決める。
広告に文字はのせてはいけない。 



学校側から一言
今回の課題では文字は一切使ってはいけません。 イメージだけです。 しかし、イメージはどこからくるのでしょうか。 
イラストを使うか、何かからアプロプリエーションするか、コスチュームや、像やらをつくり写真をとり、それを使いますか?
最終形態は、平らくなければいけません。 そして、どの雑誌にのせるかも自分で選ばなくてはいけません。 どうしてその系統の雑誌用の広告にするのか、意識的になりましょう。



地域

移動方法

  • ゴンドラ
  • 列車
  • ラバ
  • 徒歩
  • カヌー
  • 飛行するもの
  • ボート
  • スキー

目的
遠く、近くを問わない旅行に関するファンタジーを生成する

スタジオで学ぶこと

  • 場所、文化、歴史、共同体におけるあまり知られていないことをリサーチする
  • 「旅行」という文化や役割を理解し論証する
  • イメージの生成、ビジュアルの表現の方法を探索する
  • グラフィックスの技術を理解する
  • スタジオの時間内に自立して働くことを知る

ドローイングのクラスで学ぶこと

  • 文章とイメージの構成(特に色調の関係)、グラフィックスの方法の探索
  • 模様と連続性の探求
  • 視覚的におこる物語の探求
  • グラフィックデザインの技術の意味の探求
  • 構成されるべき要素としての色彩の探求


審査内容と採点

リサーチとコンセプトの発展 30%
ワークブックから審査

  • 創造的な探求、
  • 深さ
  • 関係性
  • アイディアの実験と発展
  • 選択

完成作品 30%

  • 興味深い意味と、イメージの生成
  • 的確なスタイル
  • イメージとコンセプト、構成、技術の関係

ドローイング

  • 的確な形とイメージ、模様と連続性への理解と論証
  • 創造的な媒体の使い方
  • スタジオ 10%
  • 出席
  • 授業への貢献
  • 精進と時間の使い方
  • スタジオ内でのプレゼンテーション

提出日
9月13日

今のところ分かっていること

  • コンピューター

私が与えられたタイポグラファーはErik Spiekermann(エリック・シュピーカーマン)。

そして先生がくれたメモには彼の言葉がのっていた。

"Anyone looking at a printed message will be influenced within a split second of making eye contact by everything on the page: the arrangements of various elements as well as the individual look of each one. In other words, an overall impression is created in our minds before we even start reading the first word" (Spiekerman and Ginger 1993)

大きなことを言う性質の人なのかもしれない(いや、先入観は良くない)

前回作ったアイコンをポスターにのせなきゃいけないんだけど、
ラッキー(?)なことに、私は東京国立博物館法隆寺宝物館のアイコンを作っていたので、シュピーカーマンさんの展覧会のロケーションは、法隆寺館で行おうと思う。 「展覧会」と「建物自体」のアイコンを作っていたので、結構使い勝手が良いだろう。 というか、まさにこのためのアイコンじゃないか! しかも展覧会を作ると来たか。 いいねえ。 得意ですよ、そこらへんへの地道なリサーチ。 

ああ、仏像と、フォントの出会い。 まさにシルクロード。 

  • デザインスタジオ

私はフォークランド諸島と列車を引き当ててしまった。
走ってるのかな、列車。 ブリーフリーに調べた結果、最近まで戦争していて、地雷だらけらしいんだけど、電車なんてあるのかな…。 先生に「電車走ってなかったら?」って聞いたら、「考えなさい」と言われた。
モンゴルとゴンドラをひきあてていた友達と比べると可能性はありそうだ。 
モンゴルとゴンドラって何? アジア人的なロマンティックな結婚式? スモーク? 
ああ、人のことを考えている場合じゃない。

列車。 列車で旅行。
青春18切符。 シベリア超特急。 深夜特急。 世界の車窓から。 

そういえば、シベリア超特急に、あなたの名前がのるチャンスがあるそうだ。

あなたの名前が映画“シベ超”に出る
 マイク水野こと映画解説者の水野晴郎氏(74)が監督する人気カルトシリーズの最新作「シベリア超特急ファイナル」で、現在発売中の同シリーズDVDボックス購入者の名前が劇中で使用されることになった。当初は希望者全員の名前をエンドクレジットに入れる予定だったが、応募が殺到したため、劇中でなんらかの形で名前を入れるというプランに変更された。募集はまだ続いており、編集に四苦八苦する水野監督の姿が目に浮かぶ。

 なんだかんだで最終章を迎えた「シベリア超特急」シリーズ。これまでもさまざまな形でファンと交流してきた水野監督だが、最後にきて全員の名前をスクリーンに出すという「あっと驚くこと」を考え出した。
 しかし、それ以上にワル乗りするのがシベ超ファン。7月20日に行われた第1回の集計で500人を超える応募があり、現時点ですでに1000人近くにも膨れ上がっている。
 応募できるのはシリーズの1から7(「6」が現在製作中の「―ファイナル」。「7」は公開済み)をひとまとめにした「シベリア超特急 コンプリートDVD―BOX」(税込み定価24990円)の購入者のみ。発売される26日以降はさらに数字が上乗せされそうだ。しかも締め切りは「―ファイナル」の編集が終わるまで。現在まだ脚本の段階なので、今後どれだけの応募者があるのか予想がつかなくなっている。
 当初はエンドクレジットに名前を載せる予定だったが、あまりの反響に方針を変えざるを得なくなった。水野監督は「例えば背景の中にさりげなく名前を入れ込んだり、役名で使ったり…考えないといけない」と頭を抱えている。
 そんな監督の悩みをよそに、現在スタッフは映画のエンドクレジットの名前の最多記録を調査中。最終的にはギネスブックに申請するというひそかな野望を抱いている。
(デイリースポーツ) - 8月15日10時57分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050815-00000019-dal-ent

なんとなくすごいな。 シベリア超特急フォークランド諸島を走ってくれないかな。