ば、ば

 ッバ、バトンが帰ってきた! お帰り、私のイメージバトン。 

一度、に行き、出戻ってきた。 少し姿形を変えて。 キーワードはPleasureだそうだ。 コミュニケーション→遊び→Pleasureか。 よしきた。 がんばって答えよう。



 Pleasureは日々連呼しています。 私はThanksには大抵my pleasureで返す。 感謝された時に、「いいのよ、そんな、ほほほほ」ってのはなんだか嫌だ。 なんか公平じゃなくない? 「私がやりたくてやったんだ、楽しかったさ!」という積極性を込めて、Pleasureでござんす。 だからPleasure使用頻度は高い。 楽しくない事して感謝されてもなんか別に、嬉しくも何ともない。 私はそこら辺非常にケチです。 なので下手すると一生に一回も感謝されない人となってしまうので、なんでも楽しもうとします。 変な論理ですが、それゆえに私はいつも結構何をしていても楽しいです。 相手は感謝するようなシチュエーション=結構満足している時に、自分が満足していないってのがなんだか嫌なんだよね。 相手は私を通じて満足したのに、私は相手を通じて満足できなかったなんて不公平だー!!という気持ちがあふれます。 この大局を読もうとしない刹那刹那の公平感のせいでたまに私は融通のきかない頑固な不機嫌な人間になり、全く楽しくなくなります。 なのであまりおすすめはしませんが、「なんであんたはそんなにいつでも楽しそうなんだ」と聞かれる事があるので、ここで説明しますがそういうことです。 遊びにはルールが必要です。
 友達とお茶を飲んでいる時も、私は遊んでいるんですが、その時にも結構ルールがあります。 簡単なルールだと「今日はマドンナのアメリカンパイのバーイバイのバと近いバイブレーションをいっぱい自分も出す」とか。 出た瞬間には自分の深い部分が喜びを覚えますね。 勿論、言葉ではルールを言い表す事なんてできないぐらいの複雑ででも明確なルールが友人と自分の間にあって、それで遊ぶのがメインなので、そこまで私は内気じゃないです。


 思い出話を一つ。 昔イギリスのど田舎の学校にて古代人のような生活をしていた、寓話的な時代に話しは飛びます。 友人に白いブリーフをはいたハイソな少年がおりました。 彼はチェロが非常に上手で(なんかイギリスで一、二を争うぐらいに上手いとかそんな感じだったらしく、飛行機に乗ってユーラシア大陸にいる先生の元に練習に行ったりしていた)私は結構いつでもそのチェロが聞きたかった。 そのハイソさ故に彼には友達があまりおらず暇だったようで、頼むとよく弾いてくれた。 (うわー、今気がついたけど、ハイソってハイソサエティーの略?!) そして一回夜中に寮から抜け出して学校の森でチェロを弾いてもらい、お礼を言ったらmy pleasureと言われた。 そこで、私は思った、これからは私もPleasureと言おうと。 私は彼のチェロが大好きだったから、チェロの演奏後の彼の態度も凄くいいと思えたんだ。 一瞬くらっとしたね。 でも白いブリーフはどうだろうと思い、すぐめまいはやんだけど。 夜中は森とかに抜け出す事に意義があると思っている人が非常に多い学校だったので、彼がチェロを弾き始めた途端に、みんながわらわらと集まり、寒いのでみんなでくっつきあい冬空の下BACHのSuite No.1 in G majorを聞いたのは、私のPleasure感に多大なる影響を与えた。 願わくば彼の幸おおからん事を。 彼はその後なんだか中途半端な反抗期を迎えてどさくさに転校して行った。 この夜のチェロの話しはなんだかいろいろとしょっぱい思い出の中に、くらげのようにふんわりと浮かぶ一つの思い出であります。 彼と同じ部屋の男の子たちが「俺たち毎日乱交だぜ(勿論嘘)、ねー、あんな」と言った後に「なんで彼女は妊娠しないのさ」と素で問いかけていた彼は最終的にはスケートボードを床に殴りつけていたよ。 これがエレキならロックな思春期なのに、スケボーじゃあ! しょっぺー。 昔の自分に「もっとあの子と仲良くしておけば良かったのに、バカ私!」とうっすらと思っている今の自分がいるのもなおしょっぱい。 ああ、いろいろとなんだかしょっぱいね。 岩塩のように私も友達も固くて、そして同時に軟体動物のような柔らかい大きな包容を日々繰り返していた。 固くて柔らかくて真珠のようで、意外とバロック。(おお! まとまった!) 


2 バトンをくれた人へのメッセージ
 いつもファシストとかよんでごめんなさい。 あと、昨日は長々と「労働者階級文化に属するやつらは暗い」とか意味の分からない文句をたれてごめんなさい。 あなたが若干切れているのが分かっているのに、話しを続けて無理矢理合意させようとしてごめんなさい。 私がいたずらなキッスは名作だと言ったときに、その通りだと同意してくれたのに、あなたがスラムダンクの事を話そうとしたときに「あ、それ読んだ事ないから」って、さらっと話しを終わらせようとしてごめんなさい。 いつも待ち合わせに遅刻してごめんなさい。 いつもバイトに行こうとするあなたに「行くの止めなよ」とやる気をそごうとしてごめんなさい。 だって、ずっと一緒にいたいんだもの!
 いつも私を勝手に遊ばせてくれてありがとうございます。 あなたは周りの人間を気軽に遊ばせる事が上手い! それは凄い事です。 「この人はいったいどうしてこんなに大人なんだろう」と様々な面で感動しています。 君は私の典型的な友達で、できれば私も君の典型的な友達だと良いなと思っています。 
 愛!


3 新しいキーワードは      です。 読めた人だけバトンを受け取ってください。