整理整頓

 小さいときから、憧れていたことがある。 それは、上手なファイリング。 なんとなく大人に見えたから、お小遣いから無意味にファイルとか買ってみて、挟むものがなくて放置とかしていた。 そう、小さいときから私の行動には一貫性があったんだ。 それは「無意味な行動」! そして本末転倒。

 
 ある程度年のいった学生になって、いろいろとプリントをもらうようになった。 そして気がついた。 今こそファイリングへの憧れを実行するべきときなのではないかと。 しかし私はあまりにも現実適応能力が低く、一応ファイルを買ってみるものの、整理整頓している最中に混乱し、すべてがおじゃんになったりしていた。 第一、そんなに大切なプリントなんて存在しないからね。 適当に聞いて、適当に流しときゃいいみたいな心構えがございました。 連絡帳に挟む程度が関の山さ。 そして、何かプリントもってこいって言われるたびに忘れていっていたさ。 


 こっちの大学にきて、プリントが全てという状況になった。 なぜだかわからないけど、こっちの大学のプリントには、事務の人/先生たちも書いたは良いけど忘れているかなり重要なことがのっている。 先生に口頭で確認したときはちゃらんぽらんなことを言われるのに、後々相手もプリントを読み直して思い出したらしい重要事項を突然、例えば課題提出の日の朝とかに言い始めたりする。 プリントをなくすことはすなわち全ての放棄へとつながるんです…。 で、去年から結構真剣に考え始めたプリントの整理法、および手帳への清書の方法を考えるようになりました。 もちろんそういうことへの経験値が異常に低いから、うまく行きませんでした。 必要以上に整理して解体しすぎで、意味が分からなくなった情報の方が多かった気がする。 そして、わかったんだけど、プリントはできるだけ最低限のカテゴリーとかで分けるのが良いんだね。 教科ごととか!(かなり終わっている発言なことに書きながら今気がついたよ)
隣の席の男の子の整理整頓への執着をみていて、気がついたさ。 こなれている彼は教科ごとにある程度大雑把にまとめていた。 鞄の中から穴あけパンチを出して、もらったらその場で穴をあけて、ファイルに挟んでいたよ。 そこまでやる?って思ったけど、まあなくさないって問題への解決はしているよな。


 ってことで、今日は遠路はるばる、ステーショナリーショップまで行って、ファイルをいっぱい買い込んで参りました。 これで私も整理上手なすてきな奥さん。 調子にのって、爛々とファイリングしてみました。 そしてなんだかできる人の鞄の中みたいになったよ!  スタート地点がかなり低次元だよ!