降臨

 日本にいた時にまったく頭に入ってこなかった本が、場所を変えると急に頭に入ってくるようになったりする。 何故なんでしょうかね?


 茂木健一郎クオリア降臨が面白い。 読みながらその美しい言葉遣いやらなんやらにノックアウトされる。 そして友達に要約を説明しようとすると全く出来ない。 結局頭に入っているようで入っていないってのは同じなのかもしれない。 単純に刹那刹那での理解ができたような気がしますってやつか。 そして「クオリアって何?」って言われると、「さあ…?」となってしまう。 アホ?

 最近美しい文章を見る機会が増えているような気がします。 美しき日本語が復活なんでしょうかね。 増えているって言っても原研哉茂木健一郎ぐらいだけど。 21世紀になったってことなんでしょうか。 ちゃらい日本語にさようなら。 明朝体にこんにちわ。

 ネットだとフォントがしょぼいから、やっぱり本って良いですね。