髪を切って、作業をして、ご飯を待っている。

今日、髪を切りました。 ちょっと変わった美容師さんのところで。 前にもかいたんだけど、彼はとってもナルシスティックだったのよ。 でも、なぜか今回はものすごく私との関わり合いをエンジョイしていて、ナルシズム度ゼロだった。 
同じ人なのかというぐらいの変わりっぷりに、
        
       私は彼の双子説をとなえます!!

       前回の彼の態度はこんな感じ↓
    http://d.hatena.ne.jp/adanae/20051025



 そして、ほとんど終わらない物語状態になっている現在の課題に取りかかりました。 こういう時は悲しいから家なんかに帰らずに、友達の家を渡り歩き、夜中まで遊び来るって、ガンっと男前に寝て、朝起きるってのが一番です。 なので昨晩は二人の好きで仕方ない人達の家をはしごしました。 せめて愛からの満足感を得ていたい!

 
 私の場合「ユリイカーーーーー!!」ってポイントがくるまで、自分の能力を信じるか信じないかって事ででっかいファイトをしないといけない。 今日はだから途中までふっかい自己嫌悪と、自己嫌悪をする事を罰する自分との戦いだった。 こういう感情の調整をしている時点で、時間の無駄で、凄く駄目なスパイラルなんだと思うんだけど、それでも沸き上がる己への虚しさと嫌悪感。 たまらないです。 クラスメイトともそもそアトリエで作業しながら、「ああ、たまらない、涙出てきた」ってなった時、ミーティングの約束をしていた友人が来てくれた。
 そして色々二人で微調節をして、(とりあえず、引き算的な行動をオブジェクトにたいしてしまくった)結構発展できた。 いや、かなり発展できた。 しかも、その時間は非常に美しかった。 私はひたすら感動し続けてしまった。 目の前で変化されていく物事にも、彼にも心から感動した。 真剣に物に取り組む人は良い! 絶対、すっごく良い。 いつもはへんちくりんなやつだなと思っている彼が今日は思いっきり良かった。 

 視野が狭くなっていて、切羽詰まっていた私には彼の普通で当然の行動の数々は本当に良かった。 多分、私が欲しい勇気はそういうタイプの勇気だと思う。 その、実験を信じるとか、行動をあきらめないとか、焦りを捨てるとか、こういう研ぎすまされていく状況になっていく事への勇気が欲しい。 変な話しで、「良い状況になる」ってサウンド的には勇気も何もいらない、素敵な目の前の人参のような感じなんだけど、でも実際はかなり勇気がいらない? なんでなんだろうね。 あと美しくなるのにも勇気がいる。 世の中こんがらがってるぜ。 

 彼が去っていった後に、究極の愛の女が登場して、教室を愛で満たしてくれて、それも素晴らしかったです。 彼女の愛は、毒々しいまでに、生々しく、もう、老若男女誰もがその堂々たる愛の前でひれ伏すしか無いって感じなんだよ。 イチゴとか蜂蜜とかそんな生易しい愛の感じじゃなくて、もっとなんか光速の二乗に質量を掛け合わせたような、ダイナミズムなんですよ。 飛び込まずにはいられないスイミングプールみたいな人で、ああ、大好き。


 現在は、友達が料理をしていて、それが出来るのを待っている状態でして、素晴らしい匂いがしてきていて、私は結構幸せな気持ちになっています。